今回は、英語ネイティブや英語話者は良く使うけど日本人はあまり知らない言い回しをご紹介。
実生活で多用されるものをピックアップ。知らないと勘違いしてしまう言い回しもあるので、ぜひ覚えくださいね。
英語では、特定の状況を言い表す特定の単語が多くあります。それらの違いが分かると、英語はもっと面白くなります。
では、早速はじめましょう!
Meet Or Bump
人に「会う」は’meet’ですが、「(偶然)会う」は’bump’で表現します。
「bump into 人」で使われ、人が知人に偶然出くわした状況を表します。
例: It was great to bump into you and your friend last evening.
訳: 昨夜、偶然きみときみの友達に会えてとってもよかったよ。
対してmeetも’偶然で誰かに合う’にも使えますが「会う予定があって会う」という場合に用います。
Think Or Reckon
上記両者は同じ「考える、思う」意味で自分の意見を述べる場合に使います。
‘I reckon’はオーストラリアでよく使われる言い回しで’I think or believe’と同じです。ですが、相手の返事に対しての「同意」で用いる場合は‘I defenitely think so too’の意味合いになります。
例: A君, I think the party at last night was unforgettable, I’ve never seen anything like that before. You reckon?
訳: A君, 昨夜のパーティーは忘れられないよな、俺今まであんなの見たことないもん。だろ?
B君, Yes, I reckon, that one was awesome mate!
B君, うん、俺も超同感! あのパーティーはすごかった!
Do you understand? Or Do you know what I mean?
このどちらかを使うかで、会話相手の「気持ち」が変化します。
Do you understand?は、先生から「理解しているの?」と聞かれている感じ。
Do you know what I mean?は、友達が「ね、私の言ってること分かる?」と言っている感じ。
勿論、言い方や声のトーンで聞こえ方は変わりますが、会話中Do you know what I mean?を連発してもさほど気になりませんが、Do you understand?だと「なんだ、俺はちゃんと聞いているぞ!」とちょっと嫌な気持ちになるかも。
I’m bored Or I’m boring
これを言い間違えている留学生がちらほらいます。
一目瞭然、対訳付きで説明。
I’m bored in class.
訳: 授業退屈〜
I’m boring in class.
訳: このクラスで私は退屈な人間です。
そうです、I’m boringは「退屈人間宣言」なのです。
I hope many of us don’t feel bored with anything we have in our lives.
Could be better Or Couldn’t be better
これは自分や物事の「調子」を表現するイデオム。
日本人的な感覚だと’Could be better’で「調子良いよ」と思いがちですが、真逆!
Couldn’t be betterで「絶好調!」なのです。
昔、語学学校の先生にこれ間違えて本気で心配されました。
先生: Hi, you had a test yesterday, didn’t you. How did it go?
訳: やあ、昨日テストだったでしょ。どうだった?
僕: I think it could be better.
訳: 良いと思います。(実際には’最悪’と言っている。)
先生: Oh dear! I’m sorry, I think I can give some advice if you need it so just let me know anytime .
訳: あらまぁ!お気の毒に、何かアドバイスできると思うからいつもで必要な時知らせてね。
キョトンとした僕の顔が余計に先生をドギマギさせたと思います。
Me too Or Me (n)either
これらは相手に対しての「賛成」か「反対」の返事に用います。
- 賛成=Me too
- 反対=Me (n)either
★男性二人のレストランでの会話★
例: Aさん, I don’t like this taste.
訳: Aさん, 俺、この味好きじゃないな。
例: Bさん, Me either.
訳: Bさん, 俺も好きじゃないな。
Me eitherは口語で良く用いられますが、Me neitherの方が’否定’なので文章にはこちらがベター。
否定の同意の‘me (n)either’を‘me too’で答えても基本的には相手が推察して通じますが、‘me (n)either’を使ってより自然なやり取りをしましょう。