今回は、他人に対して「勧め」「アドバイス」「義務」「必要性」を示唆する際に使う:
- have/has to
- must
- need
- should
- had better
といった「〜した方がいい」の表現について書いていきます。
それぞれに特徴があり、使う相手に対して異なった”印象”や”強制力”を与えるので覚えて損なし!
英語力ゼロから英語を習得した僕は、これらの表現を感覚的に覚えることができました。
なぜなら(恥ずかしながら)知らなかったから…!
もちろん、英語の授業で個々の違いも勉強しましたよ。
では、早速違いについて解説。
Have toとMastの違い
基本的にこれらの表現は「強い義務(法律など)」の必要性を他人に伝える際に使います。
しかし、この両者では伝える「義務」の質が異なります。
個々が表現する「義務」の種類は:
Have to → 個人に左右されない法律や学校規則などの義務
Must → 個人について必須・必要なこと及び義務
第三者からの強制力のある「義務」はHave to
自分自身の内側から深く関係する「義務」はMust
ということなんです。
なので、
“I must thank you” という表現が成立するのです。
「ありがとう!心の底から感謝してます!」という自分に深く関わることだから。
Needは使い過ぎるとイヤミ!?
もちろんNeed, need toも「義務」を示唆する表現ですが「上から下への命令」のような響きがるんです。
例えるなら、上司から部下への命令のような…
あーーー、嫌な響き…
なのでneedの代わりにshouldを使って、言葉の響きを”柔らかく”して部下の「ヤル気」を低下させないようにしているボスもいるのです。
Shouldは万能選手
Shouldは「した方がいいんじゃない?」みたいな感じで相手への配慮を感じさせることができます。
日常会話の万能選手-Shouldさん。
☆子供同士のおもちゃ屋さんでの風景☆
Look, this is new one!
Wow!
Should I get it?
Yes, you should.
-0-0-0-0-0-0-0-
ちょっと違った使い方ですが”should be”も便利な表現。
(テレビのリモコンが見当たらない。。。)
Do you know where TV clicker is?
Should be there. (そこだよ。)
Had betterは怖い
受験勉強の際に「〜すべき」は”Had better”だと習いましたよね。
このHad betterは「〜しないと悪いことが起こるぜ」という意味があり、ネイティブに使うと「ギョ!」とされます。
実際にネイティブの友達に”had better”を使われたらどう感じる?と質問したら。
「怖いねェ…。」と、ボソッと。
何の気なしにshould感覚でhad better使ったら、相手はビックリ〜ですよね。
まとめ
ここでご紹介した「アドバイス」や「義務」を伝える表現には否定形もあるので、組合せながら使ってみてください。
- have/has to → don’t have/doesn’t has to
- must → mustn’t
- need → don’t need
- should → shouldn’t
- had better → had better not