日本語もろくに使えないのに、英語なんてもってのほかだよ!
なんて、一昔のドラマに出てきそうなセリフですが、
これ、当たらずしも遠からず,,,
語学学習について
学習者が第二言語を学習した場合、第二言語の習得と運用はその学習者の母国語運用能力に比例する。
ちょっと小難しい言い回しでごめんね。
ある日本人が英語を学習した際に、その人の日本語能力の分だけしか英語は伸びない。
つまり、日本語が下手な日本人は、英語もそれなりということ。
ガーン、これもしや僕では,,,
無くて七癖
人それぞれ話し方や言い回しには癖がありますよね。
日本語の癖は、英語でも出るんですよね。
これは話し方だけではなく、文章構成やその表現力にも同じことが言えます。
自分自身の日本語(母国語)の能力を見直して、ブラッシュアップすることで英語にも良い影響が出ます。
更には、英語の能力が上がれば日本語の能力も比例して向上する場合があります。
第二言語の学習は、学習自身の第一言語と第二言語の”双方”に利益を生む場合が非常に多い。
癖・習慣を変える
- テレビの時間を減らす
- 読書時間を増やす
- 見る・聞く情報源(インターネットなど)の種類を変える
※上記は、日本語・英語のどちらでも構いません。
文字にすると簡単ですが、実行するのは意外と難しい。。
自分の習慣を変えることで、自分の語彙形成の素材を変えれます。
これは第一言語、第二言語に限らず、学習者本人が頻繁に接する情報源の種類に語彙(vocabulary)が起因しているからです。
例えば、ニュース番組をよく見る人は、ニュースで出てくる言葉を使う傾向があり、対して、バラエティーを好む人は、そちら側の言葉を用いる傾向にあります。
僕は、”読書”をおすすめします。
理由は簡単で、読書は何時でもどこでもできるし、何時でも中断できる。
テレビなどの動画は”duration (継続時間)”に縛られていて、10分なら10分で完結するように制作しある。
それは10分の拘束時間であり、途中中断が難しい。
対して、読書はそのdurationを持っていない。
5分、10分でも1時間でも、自分の時間に合わせて行えます。
日本語嫌悪の留学生
英語圏の国に留学している日本人英語学習者で、日本人コミュニティーを避ける人がたまにいます。
これは、一秒でも英語環境に身を置くための”戦略”でもあり、僕は全く否定しません。自分自身も一時期これを行っていたくらいですから。
しかし、海外滞在経験が長い留学生、また英語スキルの高い日本人からしか得られない情報もあります。
- 高効率の英語学習法
- 経験や知識のシェア
- 新しい人間関係の構築
日本人同士だからこそ分かり合える”言葉”や”文化”の壁。
それらを克服する道など、日本人コミュニティーから有益な情報も多く得られます。
それら得たものは、次の誰かに渡していくことで、きっとあなたも成長できます。
それに、日本人だから、どこの国の人だから、というよりみんなが友達という方が楽しい。
みなさんも、自分自身の日本語を見直してみる価値はあると思いますよ。
それから、国や人種に関係なく”コミュニケーション”で相互理解し繋ることで”みんなが友達”の世界に近づけます。
既成概念にとらわれず英語学習を考えることで、英語学習者にもポジティブな影響があると思いますよ!
Think outside the box!