日本でもおなじみ、というか生活に欠かせなくなった靴。

英語では”靴”にまつわる表現が多くあり、会話やEメールで目にすることも多いのです。

今回は、靴にまつわる慣用句(ideoms)5選です。

日本でも履物にまつわる慣用句は日常使いますよね。

  • 二足のわらじを履く
  • 意味: 両立しえないような2つの職業を同一人が行うこと。
  • 下駄を履かせる
  • 意味: 価格を高く偽る。また、数量・点数などを水増しする。

こんな感じで、英語でも靴の慣用句は日常使いなんです。

では、そんな靴のidiomsをご覧ください。

★靴にまつわるidioms 5選★

1-Put myself in your shoes

または、Be in your shoes

意味: “他人の立場になってみる”

これは、会話でも文章でも良く目にする表現です。

I am trying to put myself in your shoesみたいな感じで口語で使われます。

また、Be in your shoesは「自分だっらこうするよ」というアドバイス時に耳にします。

例: If I were in your shoes, I would buy glasses at a shop rather than get them on the Internet.

訳: もし私なら、眼鏡はインターネットではなくてお店で買うかな。

ちなみに、”If I were”を”If I was”と言っても通じます。最近ではこのwasの方も口語では使われるそうです。でも、書き言葉ではwereの方が良いかなと。


2-The shoe/boot is on the other foot

意味: “立場が逆転する(弱者が強者になる)”

元々は“状況が変わる”という意味だったのが、転じて“立場が逆転する”となったようです。

例: Back in high school, he spent much of his time in front of a computer without having fun with us. However, the shoe is on the other foot. He has become a billionaire by IT business.

訳: 高校の頃は、彼は四六時中コンピューターの前で過ごてて、俺たちを一緒に遊ばないでさ。でも、今は立場が逆転しちまった、彼はIT ビジネスで億万長者だ。

何事も、好きこそものの上手なれな。


3-Waiting for the other shoe to drop

意味: “次に起こる不可避な事、最終結論を待つ”

元々はNew Yorkや東京みたいな大都市のアパートで、隣人が落とした片方の靴の音を隣人が聞いて、もう片方が落ちる音を待つ。といった状況から生まれた慣用句。

日本のアパート、これ実際にありますよね。。

例: Once I have done all of the steps toward the achievement I set, I am just waiting for the other shoe to drop. 

訳: 一度、自分が設定した目標に対して全てのステップを行ったら、後はその結果を待つのみだ。

その結果に対して、ハラハラドキドキみたいな感じもありますよね。


4-If the shoe fits, wear it

意味: “もし心当たりがあるなら、それを受け入れなさい”

日本語でこの英語表現にしっくり来るものが見つからなかったので、なんだかヘンテコな日本語ですがご勘弁ください。

意味としては、ある事柄で自分に関連した事や自分に適したことであれば、それを受け入れるべし。結構、ネガティブ系で使われることが多く、第三者を間接的に悪く言うみたいな感じでも使われます。

例: Hey buddy, I didn’t pass a dribbling skill test in a training session this morning, so the trainer said my dribbling is not so fast.

I don’t believe that! Well, if the shoe fits, wear it 

訳: あのさ、俺今朝のトレーニンセッションのドリブルスキルテストに落ちたんだぜ、あのトレーナーは”俺のドリブルはそんなに速くない。”て言ったんだぜ。

信じられん!もし思うとこがあるなら心にとめときな。

ドリブルテストにパスできなかったのは、トレーナーのせいだと言わんばかり。

また、テストに落ちないように友達にそれとなくアドバイスしているとも取れますよね。

こんな感じの表現なので、ちょっとネガティブなシチュエーションで耳にします。


5-Fill someone’s shoes/boots

意味: “代わりを務める、代役になる”

例: If you have a last minute freak-out, I would be happy to fill your shoes. Well maybe not happy, but I would be okay:-)

訳: もしあなたが直前にテンパってどうしようもなかったら、私が変わりを務めるわ。うーん、あんまり乗り気じゃないけど、もでOkよ:-)

オーストラリアは、助け合い精神旺盛な人が多く、この表現を目にする、耳にすることもよくあります。

実際に、僕が大学院在学中に同級生からこういったメールをもらったことがあります。

ありがとーーー!


英語ならではの思考から生まれた慣用句なので、文化の違いがあってすんなり理解するのは難しいかもしれませんが、その違いもまた英語を習得する醍醐味かなと思います。

みなさんも朝、出かける前に靴を履きながらshoes idiomsを思い出してくださいね。

でも集中し過ぎて、

Don’t put your shoes on the wrong feet.

訳: 靴を反対に履いちゃだめですよ。