海外で生活していると、車の運転が荒くなるんです。

そして、車の運転と会話の仕方になんだか共通点があるように思えるんです。

車の運転 

オーストラリアのヴィクトリア州では日本の様な”自動車教習所”で運転の練習をするのでは無く、いきなり路上にでます。

もちろん、助手席に正規運転免許証取得者の同乗等の規定があります。

ちょっとOZくんにそこらへんザッと説明してもらおう。

OZくんOZくん

運転免許試験を受ける前、21歳以下の仮免の人の場合、最低120時間の路上経験が必要(内少なくとも10時間の夜間走行を含む)なんだ。

120時間とかなり運転しますが、日本みたいに助手席で教官があれこれ指導するというものでなく、お父さんかお母さん(運転免許取得者)が助手席に同乗していることが多く、いわゆる”指導”とい感じではない。

そう、みんな運転も個性的なんです。

急発進でタイヤが空転したり、

キキー!!!

車線変更は方向指示器無し

もしくは、

車線変更と方向指示器点滅が同時

そう、個性的なんです。


合流は間髪入れずに

オーストラリアは日本と同じ左側通行。

運転時の合流は、待っていたら入れない。

車と車の途切れた、その少しの瞬間にダー!と入ります。

日本でその車間で合流したら、助手席の人は冷や汗もの…


会話も間髪入れずに

ネイティブたちの会話の速度と、speakerとlistenerが交互に入れ替わるテンポの早さは相当です。

僕も4年オーストラリアに住んでいますが、この速度についていくのは今でも辛い時があります。

 

車の合流のくだり、間髪入れず、一瞬の車が来ないところに入るその感じ!
会話のそれに似ているんです!!

もうこんな感じ。。

OZくんOZくん

Hey mate, I haven’t seen you USくん in a while. How’s going?

NipponくんNipponくん

….

USくんUSくん

I had a holiday and tripped to Tokyo and that was totally unreal for me, yeah, it’s awesome.

NipponくんNipponくん

(心の声)あ!日本!何か話さなきゃ

OZくんOZくん

Oh man! I’m so jealous of that I’m definitely keen about that you know.

UKくんUKくん

Me too, I hope to be there someday and I’d go to temples and shrines in Kyoto.

NipponくんNipponくん

(心の声)あ!お寺!神社!何か話さなきゃ

USくんUSくん

I’d say historical stuff is, of course, that brought me to Japan but its night life was great too.

NipponくんNipponくん

(心の声)あ!また出遅れた…

OZくんOZくん

Oh that’s reasonable. I’ll get started to plan to Japan and tell me what experience was the best there.

USくんUSくん

Ok, but I have a class now, so I’ll text you.

UKくんUKくん

Can you text me as well?

USくんUSくん

Sure! See you later

NipponくんNipponくん

…See you,,,

 

ikitaくんikitaくん

こんな感じで、ネイティブたちの会話にカットインするのってそう簡単でない。


白紙のまま提出

え、何を!?白紙提出するの??

ネイティブたちの会話にカットインするために、頭の中に”話す内容”が無くても話し出す。

そう、いわゆる”見切り発車”です。

ただ見切り発車すると会話事故が起こるので、そこはgap fillersで間を持たせ、その間に話すことを考えちゃいましょう。

ikitaくんikitaくん

Gap fillersは「Fillerを使ってとにかく話し続けろ!」を参照してね。


ネイティブたちの会話のスピードとテンポについていく必要は必ずしもありませんが、会話を継続させることで”英語が口から出ている”状態を一秒でも長くしてみてください。

オーストラリアの運転事情とネイティブたちの会話に共通点を感じたというお話でした。